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Vueling Airlines で Roma へ

イタリア ローマ 週末旅行 2009/8/22

Barcelona の LCC である Vueling Airlines で Barcelona El Prat 空港から イタリア ローマへ。

飛行機は10分遅れでバルセロナを飛び立った。
Vueling Airlines VY3136便 Barcelona T2B 9:10 -> Rome (FCO) 11:00

ローマ・フィウミチーノ空港駅。 列車が止まっていたが行き先を確認している間に発車してしまった。 次の列車を待つ。30分。この間にお昼にすれば良かった。 12時、ようやくレオナルド急行が出る。 急行の割りに途中からのろのろ運転だ。ローマ・テルミニ駅まで45分かかった。

駅でバスのチケット販売機が見つからずうろうろしていたら、 バチカン方面行きの64番バスがいたのでまずは乗った。 バスの1回券は車中で買えるそうだ。 午後1時半、バチカンに到着。 マジで気温35度。黒い石畳からの照り返しの熱がすごい。 それでもなんとかなっているのは湿度がないせいか。

Roma Fiumicino 空港駅 ローマ・テルミニ駅に到着
駅の構内、バスのチケット自販機はどこ? チケットは乗車時に運転手から買えた
バスを下車、この停留所がバチカンに一番近いはず 歩いていると、おっとあれは?
バチカン サンピエトロ寺院

バチカン美術館

まずはバチカン美術館へ行く予定だった。 サンピエトロ大聖堂前の広場からしばらく歩いてバチカン美術館へ。 ネットでは入場券を買う列が長いから事前に購入するように勧めていたが、 チケット列は全然なかった。

どこも印象深いが、特に印象的だったのは、 ダビンチやボッティチェリの絵の中に、 ウフィツィ美術館で見た絵の登場人物とそっくりの人物が描かれていたこと。 モデルがいたのかな?

自由に写真の撮れる館内を順路に沿って進むと、 片隅のドアからいきなりシスティーナ礼拝堂に入る。 大きなホールに見応えのある強烈な絵が現れるので、 思わず写真を撮っていると、ここは「No picture」だそうだ。 システィーナ礼拝堂の絵は高い壁や天井にあり、遠いのが残念。

バチカン美術館のエントランス 廊下のこの天井画はなんだ、ここまで天井を飾るとは
これは1枚の絵、どんな立体感でも出せるんだ ラファエロ「聖体の論議」
ラファエロ「パルナッソス」 ラファエロ「アテネの学堂」プラトンとアリストテレス
そして、システィーナ礼拝堂 ミケランジェロ「最後の審判」
ミケランジェロの天井画を見上げる 天井画の中央に位置する「アダムの創造」部分
壁面のボッティチェリ「キリストの試練」 同じくボッティチェリ「モーセの試練」
礼拝堂を出た後も絵画や磁器などさまざまな展示が そうして美術館はこの螺旋階段で終わる

サンピエトロ大聖堂

来た道をサンピエトロ広場まで戻ってきた。 こっちは少し入場の待ち行列があった。

中に入ると、、なんて立派な協会なんだ。 ここまでやるかという感じだ。富の集積か。 ここは人類の伝統や威厳や権威を具現化したものなのだろう。 入ってすぐ右側にある、 ミケランジェロのピエタが本当に美しい女性だった。

併設の歴史美術館を見て、クーポラに向かう。 途中まではエレベータ。その後は320段の階段を登る。 だんだん空間が傾いてきて頭が壁に当たるようになる。 これはクーポラの傾斜なんだ。 階段を登り切って出てみると、、見晴らし完璧!

サンピエトロ広場に戻ってきた キリストを抱くピエタ、美しい!
一つの欠けも汚れもない完璧な大理石の柱 なんてお金のかかった教会だ、、
ベルニーニの大天蓋 クーポラを見上げる

イタリア ローマ サンピエトロ大聖堂
一旦広場の見える外に出てクーポラに向かう この辺りまではエレベータで行けた
さっきまでいた場所を見下ろす 壁面の絵画
と思ったら、モザイクタイル 階段の壁が傾斜している、頭がぶつかる
クーポラの上に出た、ローマが一望出来る サンピエトロ広場
テベレ川にサンタンジェロ城が見える バチカン市国庁舎
大聖堂の屋根の上、ショップがあった 広場を囲む柱の上から見下ろす賢人達の像

サンタンジェロ城

さて、バチカンから歩いてサンタンジェロ城へ向かう。
クーポラから見えた通り、人影がないのは暑さのせい? 堅牢な要塞、橋から見たサンタンジェロ城
城内にある丸い石の大砲のたま 城の屋上
城の中にある涼しげなカフェ テベレ川にかかるサンタンジェロ橋を見下ろす
サンタンジェロ橋、彫像の立つ古風な橋だ パリのシテ島辺りのような店が並んでいる

スペイン広場

地図を片手にさらに歩いてスペイン広場へ。 大勢の人が思い思いに階段に座っていた。 この界隈はブランド店街なんだ。
スペイン広場へと続くコンドッティ通り、バーバリー 同じくコンドッティ通り、ルイビトン
ここがあのスペイン広場 「ローマの休日」を思い出す
スペイン階段の上から見下ろした広場 スペイン階段の上にある教会
協会の前の広場 夕飯を終えた夜になっても人の絶えないスペイン広場
宿泊した Hotel Valadier の無駄・余裕のない客室
夜9時、今夜泊まる Hotel Diplomatic に行くと、オーバーブッキングだそうで、 同じグループでワンランク上の4つ星の Hotel Valadier に泊まってくれと言われる。 ホテルが用意したタクシーで向かう。 フロントのきれいなおばさんが満面の笑顔だった。 客室は計算ずくめでカチっとしていて無駄がないというか、狭いというか。

日曜日・ローマ2日目 2009/8/23

朝7時半に目が覚めた。 このホテル、窓がなく随所に装飾がある。 10時頃チェックアウトした。

朝食ダイニング ビュッフェ朝食
Hotel Valadier のエントランス

トレビの泉、ナヴォーナ広場

朝のスペイン広場を見てトレビの泉へ行ってみた。 そして、10時半にパンテオンに行くとミサの最中で、 終わるのは11時半だそうだ。 それまでナヴォーナ広場や路を隔てた界隈を歩く。ちょっと迷う。 11時半にパンテオンに戻ってみると、 まだ大勢の人がいたのでナヴォーナ広場でお昼にすることにした。

朝のスペイン広場 バルカッチャの噴水
トレビの泉が見えてきた トレビの泉の正面、コインを投げる人も
スペイン広場のとなりミニャネッリ広場の聖母マリア コロンナ広場のオベリスク
モンテチトーリオ宮殿前のオベリスク そして、パンテオン、ミサの最中だった
ナヴォーナ広場のオベリスク ナヴォーナ広場
結構いい絵を売っている 待ち時間でパスタランチ

イタリア ローマ ナヴォーナ広場でランチ

パンテオン

ランチの後、三度目のパンテオン。
こんな巨大な建造物が2000年も前に造られ、 今も使われていることに大きな感銘を受けた。

パンテオン正面 正面から振り返った広場
入口 内部の絵画
これが2000年も前に作られたとは 天窓(開口部)からふりそそぐ太陽の光
ラファエロの墓
日時計のような太陽の光

イタリア ローマ パンテオン

ヴィットーリオエマヌエーレ2世記念館

一駅バスに乗ってベネチア広場へ。 目の前は大きな白亜のヴィットーリオエマヌエーレ2世記念館。
炎天下、白い大理石の建物が眩し過ぎ。

ベネチア広場のロータリー ヴィットーリオエマヌエーレ2世記念館
王子と王妃 晴天の午後、店のある裏手は余りに熱い(暑いではなく)
ランチのワインのせいか坂道は足が重くて前に出ない カピトリーノ美術館、何かやっていた

コロッセオ

さて、次はコロッセオ。 しかしバスが来ない。よく眺めてみると道路に車が走っていない。 歩行者天国?工事? 地図を見ると、40番バスでテルミニ駅まで行けば、 地下鉄でコロッセオに行けそうだ。 駅まで行き、地下鉄をしばし待ってコロッセオへ。

コロッセオで、3時半から15分チケット列に並ぶ。 今日の抜けるような真っ青な空をバックに巨大なコロッセオが山のようだった。 ここはその昔死闘が繰り広げられた場所、 その歴史は人類の持つ一面の実証かも。

テルミニ駅の地下鉄ホーム コロッセオ駅を出る
間近に見るコロッセオ 戦いの砲弾の跡が無数にある
崩れかけたレンガも多い 壮大な構造物だ
演出の装置があった舞台の下

フィロロマーノ

炎天下のフィロロマーノを散策した。猛暑の中をよく歩いたと思う。 ここは天気のいい秋にのんびり歩きたいところだ。

コロッセオからフィロロマーノに向かうアーチ 昔の宮殿の跡
結構 木々が蘇っていたりして
古代ローマの政の跡

バルセロナへ帰る

再び40番バスでテルミニ駅に戻る。予定通りの5時半だ。 ちょっと駅の本屋に寄る。 バチカンで、荷物になると思い買わなかった写真集が悔やまれた。 帰りのレオナルド急行はちゃんと時間通りに走った。

6時半過ぎ、フィウミチーノ空港着。 ゲートで待っている間にローマは暮れていった。 20分遅れで飛行機は飛び立った。
Vueling Airlines VY5159便 Rome (FCO) 20:15 -> Barcelona T2B 21:55

バルセロナ空港、34番「搭乗」ゲートから「帰った」

Fiumicino 行き 17:52-18:25 レオナルド急行 テルミニ駅のホーム
Vueling Airlines バルセロナ空港34番ゲート